ブログはどうすれば書けるようになるのか

      2016/06/11

これまで、ブログを書くための様々なスキルについて言及してきましたが、結局のところどうすればブログが書けるようになるのでしょうか。

実は、このようなスキルを万遍なく身に付け、ブログを書くのに万全の状態で臨んだ場合でも、問題なくブログを書き始めることができる方とそうでない方がおられます。

その違いは一体どこから来るのでしょうか。

今回は、ブログが書けるようになるために必要なことについて考えてみたいと思います。

ブログが書けるかどうかはその人の素養が大きい

blog_writing_style

同じように知識や技術を身に付け、沢山の情報を蓄えても、すぐに文章に起こせる方とそうでない方がいます。

即座に行動に移せる方というのは、蓄えた情報をうまくアウトプットすることができ、有効に活用することができます。

つまり、自身で何を書くべきかが理解できているので、文章の展開を考えながら書き進めることができるわけです。

それに対して、蓄えた情報をうまくアプトプットできない方は、自身の持つ情報が頭の中で整理されておらず、またどのように書けばよいのかわかりません。

なぜ、このようなことになるのかと言えば、文章に慣れているかそうでないかの違いになるからです。

ある程度の書き方を心得ている方は、それに基づき、自身の持つ情報を当て嵌め、文章として表現していきます。

それに対して、どのように書いて良いのかわからない方は、いくら沢山の情報を蓄えていても、それをどのように表現して良いのかわからないので、一向に筆が進まないわけです。

わたしは明らかに後者で、いくら学んでもそれをどう活かしていいのかわからず立ち往生してしまうタイプです。

それでは、このような方は、どのようにすれば、蓄えた知識をうまく活用して文章を書くことができるのでしょうか。

以下で考えていきたいと存じます。

ブログは模倣から入るべし

ブログに限らず、何事も最初は真似から入ると良いとされています。

このことを端的に表している言葉に「守・破・離」いうものがありますが、この「守」の段階がまさにそれに当たります。

つまり、教えを忠実に守って実行せよということです。

よく、情報だけを入手して、何も実行に移さない方がおられますが、それでは何も得られません。

何事も実行あるのみです。

確かに、最初の一歩を踏み出すのは勇気が要りますが、行動しないと始まりません。

最初は誰もが初心者で、何の知識も技術も持ち合わせていないのです。

よって、誰かに教えを乞うことが必要になります。

今回の場合であれば、実際にブログを書いている方の文面を見て、良いと思ったものを取り入れれば良いわけです。

または、書籍で書き方を学んで、実行に移しても良いと思います。

但し、ブログの書き方に特に正解はなく、基本的には個々人の思うように書けば良いと思います。

しかし、そうはいっても、ブログを書いたことのない方がいきなり書き始めるのは少々ハードルが高いと思います。

したがって、最初はブログの書き方を真似ることから始めてみては如何でしょうか。

但し、ただ真似ているだけではそれ以上の成長はなく、独自性を持った文章を書けるようにはなりません。

ステレオタイプな文章だと結局、その文章を書いている方とそう大差ない文章が出来上がることになり、他者との差別化を図ることができません。

ブログとは情報発信の場であり、如何に独自性を持って伝えられるかだと思います。

そこに個性を感じられなければ、極端な話誰が書いてもいいわけです。

自分だけの文章だからこそ、そこに価値があるわけです。

そこで、先ほどの「守・破・離」を今一度考えてみます。

ブログは独自性が大切

先に述べた通り、最初は真似から入るべきですが、そこで立ち止まってはいけません。

誰かの真似をしているうちに、どのように書けばいいのかわかるようになり、その先の段階も見えてくると思います。

その段階まで来れば先ほどの「破」の段階になり、学んだ事から一歩進んで、お手本とした情報以外にも様々なものを取り入れようとする段階になります。

ここまで来れば、ある程度どのように書いていけばいいのかが、おぼろげながら見えてくると思います。

取り込んだ様々な情報を基に、試行錯誤を繰り返すことで文章が洗練され、いつしか独自性を持った文章が書けるようになります。

この段階がまさに「離」の段階で、この状態になれば、悟りを開いた(笑)かのごとく、書くことがすらすらと出てくるようになると思います。

わたしは、まだまだその段階には、ほど遠いですが、出来ることならこの段階にまで達したいと考えております。

ブログを書くことが出来ない全ての方へ

わたしを含め、ブログを書くことに躊躇している方は少なからずおられると思います。

しかし、何事も始めてみなければどうなるかはわからないのです。

昨今、個人で発信できる様々な情報伝達手段が発達し、時と場所を選ばず情報を発信、または受け取ることができるようになりました。

そのような双方向に情報を受発信できる時代だからこそ、個々人がもっと積極的に情報を発信していくべきだと思います。

これほどまでに情報網が整備され、個々人が全世界に情報を発信できる時代は今を置いて他にないと思います。

これから、情報社会がどのように発展していくのかはわかりませんが、高度情報社会の過渡期である今のこのタイミングが人と人が空間を越えて繋がる絶好の機会だと思います。

これほどまでに、自由に情報を発信できる時代に生まれて私たちは幸せだと思います。

確かに、不特定多数の誰かに自身の持つ情報を発信するのは勇気が要ることだと思います。

むしろ、気のおける仲間内でも、このように改まって情報を発信することには躊躇すると思います。

だからこそ、勇気を振り絞って、情報発信の世界にデビューしてみませんか。

普段、情報を受け取る側の方でも、いつでも情報を発信できる側に回ることができるこの社会が秘めている可能性は無限大と言えます。

是非、ブログを活用して、広く世に情報を発信していきましょう。

最初は拙くたっていいのです、一部の天才を除けば誰だって最初は初心者なのです。

わたしなんて数年ブログ書いているのに、未だに初心者の域を出ていませんからね。

そう思えば気が楽になったでしょ(笑)。

まずは、勇気を持って最初の一歩を踏み出してみましょう。

 - ブログスキル